離婚するための準備リスト 新生活をスムーズに始めるための6つのこと
Narinari「こんにちは、今日は私の友人の女性(主婦)に 離婚するための準備リストを記事にしてもらいました。もちろん女性目線で書かれていますので嫁の思考を理解する参考にもなります。
それに離婚を決めたサレ夫さんにも勿論参考になると思いますので是非最後まで読んでください。」
友人「一生添い遂げると心に誓って結婚しても、色々な状況の中で変わっていくこともあるのが人の心。
自分の心に嘘をついて無理をして結婚生活を続けるのはものすごく辛いことですし、誰も幸せではないですよね」
そんな「離婚」の二文字がちらつくようになってきた時に、多くの人が直面するのが「離婚するためには何をしたらいいのか」ということだと思います。
結婚前の仕事を辞めてしまっていたり子どもが生まれていたりと、離婚のハードルを上げる要素が多い場合はそこで諦めてしまっている人も少なくないかもしれません。
ですが、私はきちんと準備をすればきっと離婚はできると思っています。
そこで今回は離婚後の新生活をうまく軌道に乗せるために必要なことを、子どものいる女性の目線でリストアップしてまとめてみました。
もし今離婚を考えている人の参考になれば幸いです。
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住居の確保
友人「何はともあれ最初に必要なのが「住む場所」です。」
夫に出て行ってもらう形でそれまで住んでいた家に引き続き住むのか、一旦実家に帰るのか、新たに賃貸住宅を借りるのか、色々な選択肢が考えられますが、どの選択肢を選ぶにしてもきちんとした準備が必要になってきます。
それまで住んでいた家に引き続き住む場合
まずはそれまで住んでいた家に引き続き住む場合。
その家が賃貸だった場合、夫名義になっていることがほとんどでしょうから、これを妻名義に変える必要があります。
この場合、妻に家賃を支払っていけるだけの十分な収入があることが条件になります。
また夫名義や夫妻の共同名義で住宅ローンを組んでいた場合は住宅ローンのその後の支払いについてもはっきりさせなくてはならないので、なかなか難しい話し合いとなりそうです。
元の家に住み続けるためにはこのように色々なハードルがありそうですが、引っ越し無しで離婚後の新生活を始められるのは肉体的にも精神的にも楽そうですよね。
特に子どもがいて母親が引き取る場合は、子どもの負担が一番少ないパターンといえるでしょう。
一旦実家に帰る場合
次に一旦実家に帰る場合。
実家に身を寄せられる状況の場合は、実家に帰って色々とサポートしてもらえるととても助かりますよね。
取り急ぎ家のことを心配しなくても良いというのは、離婚するにあたって非常に心強いものです。
新たに仕事を始めるにしても、子どもへのフォローをしっかりするにしても、実家の父親や母親からのサポートがあればスムーズに進められそうです。
ただ、実家が遠方だったり両親が健康上の不安を抱えていたりするなど、実家には頼れないという方ももちろんいるでしょう。
受けて入れてくれる実家があってこその選択肢ですね。
新たに賃貸住宅を借りる場合
最後に新たに賃貸住宅を借りる場合。
住んでいる賃貸住宅を妻名義に変える時と同じく、妻が家賃をキチンと払っていけるということを証明しなければなりません。
これは結婚後、あるいは出産後も十分な収入を得られる仕事を続けていた人なら難なくクリアできるかもしれませんが、妻が専業主婦だった場合はにわかには難しいと思います。
離婚前から仕事を始めるためにそれ相応の準備をしておく必要がありそうです。
このように実家に帰る以外のパターンでは住まいを確保するだけでも一定の収入が必要になってくるので、もうこれだけでハードルが高すぎる、と感じてしまう方もいるかもしれませんね。
ですが、離婚後のお金については何も自分の稼ぎだけで賄う必要はないんです。
そこで次に生活していくにはいくら必要なのか、また仕事で得られる給料以外に受け取れるお金にはどんなものがありいくらぐらいもらえるのかについて見ていきましょう。
新生活で必要なお金を把握する
子どもがいる場合、その年齢や人数によって必要なお金は変わってきますし、家賃なども地域によってまちまちですが、ネット上ではだいだい10~15万円くらいはみておいた方がよいという声が多く挙がっていました。
最近は子どもにスマホを与えることも少なくありませんし、習い事も豊富にありますのでなかなか厳しいところではありますが、最低限のことをやってあげてこれくらいのお金がかかる、と考えた方が良さそうです。
夫から受け取れるお金を把握する
友人「まず離婚によって受け取れるお金の主要なものに「財産分与」があります。
これは結婚した後に得られたお金は夫婦の共有財産であるので、離婚の際には基本的には2分の1ずつ分けようというもの。」
これはたとえ妻が専業主婦であっても、夫の稼いできたお金は共有財産になるということです。
きちんと話し合いをしないまま離婚してしまうと、本来もらえるはずだったお金をもらえないままになってしまう恐れがあるので、ここはしっかりもらえるものはもらっておきましょう。
また離婚の理由が夫の浮気だった場合など相手に有責がある場合は、慰謝料を取れるパターンもあります。
逆に言えば、本当は浮気が原因なのにそれを隠して離婚話を切り出して慰謝料逃れをされる可能性もあるということ。
たとえそれまで浮気に気づいてなかったとしても、夫婦仲の悪化の裏に実は夫の裏切りがあり知らずに離婚してしまったとしたら悔しすぎますよね。
夫から離婚を申し出てきたときはまず浮気を疑ってかかって、取れる慰謝料はきっちり取りたいところです。
なお、浮気以外でもDVやモラハラなども慰謝料請求の理由になりますので、夫の行動が慰謝料請求の事由にあたるかどうか一度チェックすることをおすすめします。
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夫から受け取れるお金としては子どもがいる場合の養育費もあります。
これは夫の収入によって額が変わってきますので一概にはいえませんが、こちらももらえる額はしっかり支払ってもらいましょう。
公的支援の存在を知る
子どもがいる場合の公的な助成制度として 「児童扶養手当」、「児童手当」、「児童育成手当」といった助成金システムが存在しているので、こちらも把握しておく必要があります。
「児童扶養手当」は一人親家庭への支援のための制度です。
所得制限はありますがそこに引っかからない全部支給に該当した場合、子ども一人で月額42,910円、子ども二人で月額53,050円、子ども三人目以降は一人につき月額6,080円が支給されます。
また離婚前から支給されていた「児童手当」も、3歳までは月額15,000円、3歳以降は第二子までは月額10,000円、第三子以降は月額15,000円もらえるので、こちらもおさえておきましょう。
最後の「児童育成手当」は各市町村ごとに定められている制度で名前も金額もまちまちなのですが、例えば愛知県名古屋市だと「ひとり親家庭手当」という名称で、一人親家庭になってから3年間手当が支給される仕組みになっています。
これらだけで生活するのは厳しいですが、大きな助けとなるのは間違いありませんよね。
いくらもらえるのか事前にしっかりチェックしておきましょう。
仕事を探す
友人「ここまで見てきたように、離婚時、あるいは離婚後に受け取れるお金は意外と少なくないんです。
そこをしっかり把握したうえで、では自分があとどれくらい稼ぐ必要があるのか、というように計算してみるとよいでしょう。」
収入はあるに越したことはありませんが、新生活に慣れるためにもまずはあまり無理をせずに目標を設定することをおすすめします。
また、住居のところでも触れましたが、特に専業主婦の方は仕事を始める準備を離婚前から着実に進めていきましょう。
まずは家を借りて生活をしていけるだけの経済力をつけるところから、ということになりますから、あまり無計画に勢いで離婚するのは危険すぎます。
夫の収入があって生活できているうちに少しずつパートを始めてみる、資格を取るといったステップを踏んで、離婚後にスムーズに新生活を始められる土台作りをしておくと良いでしょう。
子どもに伝える
友人「ここまで主に金銭面のことをお話してきましたが、それと同じかそれ以上に大切だと思うのが、子どもへのフォローです。」
子どもにとって親の離婚はどうしたって傷つくもの。
ですが、きちんと伝えてあげずに良く分からないまま離婚して父親と離れ離れになった場合、子どもはきっとものすごく混乱してしまうと思います。
ひょっとしたら親の離婚を自分のせいなのではないか、と思う子もいるかもしれません。
極力そんな風にならないよう、混乱が最小限になるように、子どもには離婚前から時間をかけて説明してあげましょう。
友人「年齢によってはその時すぐには理解できないかもしれませんが、母親や父親の気持ちを話したり、離婚してもまた会えること、親には変わらないということなども伝えていきたいですね。」
離婚するための準備リスト 新生活をスムーズに始めるための6つのこと まとめ
以上をまとめると、離婚するための準備リストとしては
住居の確保
名義を妻名義にして引き続き同じ家に住む、実家に戻る、賃貸住宅を借りる、のいずれかを選択することになる。賃貸で自分名義の家を借りるには一定の収入が必要なので、その準備を怠らないこと。
必要なお金の把握
一般的に子どもがいる一人親家庭で10~15万円は必要と言われている。スマホを持たせたり習い事を複数やったりするならもう少し必要になる可能性もある。
夫から受け取れるお金の把握
財産分与、離婚事由によっては慰謝料、子どもがいる場合は養育費も受け取れる。どれも離婚前にしっかり話し合いをしないと受け取れないお金なので、焦らずに確実に押さえていく必要がある。
公的支援の存在を知る
児童扶養手当、児童手当、児童育成手当等の助成金が受け取れる。これだけでは生活できないが、大きな助けとなるお金なのでしっかりチェックしておく。
仕事を探す
夫から受け取れるお金、公的支援で得られるお金を把握したうえで、生活に必要な足りない部分を自分で稼ぐことをまずは目標に。
専業主婦の人は離婚前からパートを始めてみたり資格を取ったりするなど、離婚後の生活を見据えて仕事をする準備を始めておいた方がよい。
子どもに伝える
親の離婚に傷つく子どもの混乱を最小限にするためにも、離婚することを離婚前からきちんと説明してあげる必要がある。離婚してもいつまでも親であることに変わりはないんだということを伝える。
という6つの項目をあげたいと思います。
離婚後の新生活には何はともあれ住む場所とお金が必要です。
それが一番大変ではあるのですが、逆にそこさえ確保できていればあとはなんとかなると思います。
離婚によって受け取れるお金を取りこぼさないようしっかり把握し、必要な場合は働く準備をぬかりなく進め、お金の面の見通しをしっかり立てた上で離婚できるのがベストですね。
そして同時に子どもへのフォローも同じく時間をかけて丁寧にしていきましょう。
一時は親の離婚に心を痛めるかもしれませんが、きちんと気持ちを伝えることでいつか理解してくれる日が来ると思います。
離婚したいけどできるか迷っている人も、手順を踏んで準備していけばきっと離婚はできるはず。
焦らずに今やるべきことをやって、いつか充実した新しい生活を手に入れましょう。
Narinari「やっぱり子供へのフォローが一番悩み所ですね。勿論、嫁の浮気が原因で離婚するのなら夫の方から慰謝料を請求できますので証拠をしっかりととっておきましょう」
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随時更新していきます。
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