2020/01/16

気を付けて!浮気にも時効がある!キーワードは3年と20年

嫁の浮気

Narinari「浮気をした嫁に慰謝料を請求しようと考えているあなた、のんびりしていたら時効を迎えてしまいますよ。
と言っても、浮気という行為自体に時効は発生しません。」

あなたの精神的苦痛に対して、嫁や浮気相手に慰謝料を請求する権利に時効があるのです。

今日は慰謝料請求の時効について分かりやすく説明します。
この記事を読んで、時効になる前にしっかりと慰謝料をもらってください。

慰謝料請求の時効は原則３年、除斥期間２０年

慰謝料請求の時効は、原則として嫁の浮気を知った日から３年です。
嫁の浮気を知ったら３年以内に慰謝料の請求をしなければなりません。

そして除斥期間（じょせききかん）というのが２０年設けられています。
これは浮気が始まった日から20年です。

嫁が浮気をして４年後に気づいたとします。
浮気を知った日から3年なので慰謝料請求できます。

嫁が浮気をして21年後に気づいたとします。
これだと慰謝料の請求は難しいようです。

また、浮気相手への慰謝料請求の場合、嫁の浮気を知った日から３年経っても、相手が特定できなかった時には、除斥期間２０年が適用されます。

例えば、嫁がその相手と浮気をした日から１５年目にその相手が特定されても、浮気相手への慰謝料請求が可能ですが、２０年を過ぎると請求できなくなります。
なんかちょっとややこしいですので、正確な情報は相談さぽーとなどで
相談されることをおすすめします。
相談のみでもOK!※相談さぽーと

Narinari「ここで気を付けなければならないのは、嫁の浮気を知りながら、相手を探す努力をしていなかった場合です。」

努力をしていても客観的にその様子がわからないと、裁判になった時除斥期間が適用されないことがあります。
確実に慰謝料を請求したいのなら、嫁の浮気が発覚したときは、できるだけ早く専門家に調査を依頼して浮気相手を探してください。
泣き寝入りにならないためには、何よりも「迅速に」動きましょう。

離婚したときの慰謝料請求も３年の時効がある

浮気に関する慰謝料請求には、２種類あります。

浮気をされたことによる精神的苦痛に対する慰謝料
浮気が原因で離婚したことによる精神的苦痛に対する慰謝料

浮気による直接的な慰謝料請求は、先に説明したとおりですが、離婚したことによる精神的苦痛への慰謝料請求にも時効があります。

それは、離婚が成立した日から３年です。

仮に、嫁の浮気を知ったのが、２０年以上後だったために慰謝料が請求できなかったとしても、それが原因で離婚してしまったら、３年以内に慰謝料の請求ができます。

ただし、こちらの請求は嫁に対してだけです。
離婚はあくまでも夫婦間の問題ですので、浮気相手への請求はできません。

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慰謝料を請求するときの注意点とは?

Narinari「慰謝料を請求するときは以下の２点を心がけてください。」

出来る限り早く着手する
浮気の確実な証拠を集める

嫁の浮気が発覚し、あなたが慰謝料を請求することを決心したなら、できるだけ早く行動に移しましょう。
慰謝料請求の時効は、原則３年・除斥期間２０年と言いましたが、これらの判断は素人では難しい部分もあります。
浮気相手がわかっていれば、直接交渉して慰謝料を取る方法もありますが、ぐずぐずしていると時効にかかってしまうかもしれません。

Narinari「出来れば弁護士を通して、嫁や浮気相手に請求する方法が確実だと思います。
「餅は餅屋」ですよ。」

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ただでさえショックを受けているのに、慰謝料請求に関する雑事にとらわれるのは本当に大変です。
その上、毎日の仕事はこなさなくてはなりません。

「慰謝料を取る」と決断したら、まずは専門家を頼りましょう。

慰謝料を請求するには、確実な浮気の証拠を集めなくてはなりません。

ラインやメールのやり取りだけでは、確実で絶対的な証拠とは言えません。
裁判になれば、明らかな証拠がないと慰謝料が取れない可能性もあります。

明らかな浮気の証拠を見つけ、確保するのは、あなた一人では難しいと思います。
これも、やはり専門家をお願いする方が良いかもしれません。
少々お金はかかりますが、あなたの傷づいた心の分、嫁や相手をこらしめるためです。

確実に慰謝料を取るために、嫁や相手が言い訳できないような強力な証拠をそろえましょう。